5月の月画像・その3(・・・)

江ノ島のヨットハーバー・・。少しヨットの係留が減ったか・・・。

日 々 の 戯 言

 

22・05・27

 

 

読書感想・花のあと・藤沢周平著:

武士や町人の人情噺を内容とした短編集だ。

元盗人・吉兵衛が岡場所から身請けしたおやえが殺された。犯人は、同じ稼業の男だった。

吉兵衛は復讐をしたのだが・・・鬼ごっこ。元藩主の側室を追い出された松仙が、藩主に復讐する・・・雪間草。

姑からいじめを受けて追い出されたおせん。元旦那から、「姑が病気だから帰ってきてくれ」と頼まれる。

「何をいまさら」と思うおせんだが・・・寒い灯。ある大店に強盗が押し入り、

主人は殺され女房のおるいは縛られて金品を奪われた。犯人の鉄之助はすぐに捕まったが、

「殺しはしてないと」と言い張る・・・疑惑。安藤広重の売り出しの頃を描いた内容だ。

古今東西を問わず、作家と出版社の間にはいろいろあるようだ…旅の誘い。

冬の寒い日に小さな一杯飲み屋に入った清次郎。対応した厚化粧の女を、

どこかで見たことがあると思ったら、幼馴染のおいしだった。おいしとは昔苦い思い出があった・・・冬の日。

五十年前の曾祖母・以登を現代の祖母が語る物語だ。決して美貌の持ち主ではなかったが剣術は達者だった。

その以登が惚れてしまったのが、孫十郎。しかし孫十郎は身分の高い藩士の娘と結婚してしまった。

以登は極平凡な男と結婚するのだが・・・花のあと。

すべて結論を出さないまま物語を終わらせているのが特徴だったか・・・。