今月の月画像 その2(ご存じユリの花です。今は閉所してしまった、所沢ゆりえん・・・。)
花桃の里の第三弾です・・・。
日 々 の 戯 言
25・06・16
米・こめ・コメ・コメはもう安くならないのか:
スーパーの米の価格が一方に下がる気配がない。
しかし、備蓄米の随意契約分の米がスーパーなどで発売されてからは一段落の気配だ。
今回の前半の備蓄米の米の流れで判明したことは、
「流通途中での価格上昇」がその原因の一つである事が分かった。
第一次の備蓄米の売り出し価格が、
60kgで21,217円(5kg換算で1,768円)だった。
それが市場に出てくると5kgで4200円前後となる。つまりは流通段階
(JA全農・集荷業者・卸売業者・小売業者)で2.432円値上がりするのだ。
しかも具体的な金額の推移が分からない。
<<<長いので一服します>>>
もっとも、随意契約でも同様で、売り出し価格は894円と発表した。
これが卸売業者からスーパーに流れる段階で2000円前後にアップされる。
随意契約では、中途の卸売業者などは経由しないことになっていたが、
若しかしたら異なるかもしれない。
正直のところ分からない。テレビでは、卸業者間でのスポット取り引き
(転売の度に価格があがってゆく=米ころがし)も行われているという。
不動産バブルの時代に、「土地ころがし(転売・転売)で、
価格不当に釣り上げていったのとほぼ同じ状況だ。
近時、流通の不思議が解消されつつあり、野菜(道の駅での販売など)や
衣類等(ユニクロなど)が極力中間業者を省いて低価格化のシステムを開発してきた。
それが米の場合,無理なのだろう。無理な原因が、農協(全農)農水省・農林族という
強固な関係が出来ているからだ。
<<<長いので一服します>>>
小泉農水相はそこにメスを入れたいと言っている。頑張ってほしいものだ。
更に諸悪の根源・「減反政策」も改めるという。
これには田圃の準備等に時間が掛かるので、今年はもう間に合わない。
その間は、輸入米を増やして、市場に提供すればよい。
備蓄米に限らず、24年産の隠し米も含め、いままで隠していた(隠されていた)米が
市場に廉価で出てくるはずだ。そうすれば、3,500円前後で米価は落ち着くと思う。
一般の米の価格が2000円台というのは、流石に無理で3000円台が、
生産農家にとっても消費者にとっても理想なのだろう。
輸入したコメが余ったら、世界に売り出せばよい。欲しい国はいくらでもある・・・。