12月の月画像・その1(今頃は紅葉している筈のモミジ・モノクロで)
日 々 の 戯 言
23・12・08
行政の葬儀費負担が急増:
行旅死亡人という言葉をご存じかと思います。
そうです、事故・病気・孤独死・自殺・他殺など、
死亡がどんな状況であっても戸籍などの身元が判明せず、遺体の引き取り手がない人は、
すべて行旅死亡人として扱われる。引取者のない死胎も含まれる。
その人たちの葬祭費を、公費で負担するケースが増えているという。
昨年度は1956年に統計をとり始めて以来、過去最多を更新したとの事だ。
厚生労働省によると昨年度、国と自治体が葬祭費を負担したのは全国で5万3千件弱で、
初めて5万件を超えた。対前年比3800件増だという。
支出総額は国と自治体の合計で約110億円に上るとみられる。
葬祭扶助は、遺族が葬祭費を支出できない故人について、家主や病院長など第三者が
葬祭を執り行うと申請すれば、行政が費用を負担することになる。
具体的には、都市部で1件約21万円と規定されており、国が4分の3で自治体が4分の1を負担するとう。
件数では、矢張り東京都と大阪府が多いらしい。
そして、遺族がいなかったり、引き取り手がいないケースがほとんどだから、
当然「無縁遺骨」も増加し続けており、保管場所の不足も問題になっているとの事だ。
ゆとりのない人が増えているという事だろうから、
矢張り政治の問題なのだろう・・・。