今月の月画像 その2(ヒメコブシの花・珍しいかもしれません・・・。)
トサミズキ。似た花にヒウガミズキがあるが、これは多分トサミズキ・・・。
日 々 の 戯 言
25・04・20
あれから3か月・破壊へと進むトランプ外交その1:
トランプが大統領に復帰して3か月が経過した。
復帰した途端に100個にも大統領令に署名した。
メキシコ・カナダ・中国・EU・日本等々への関税を通知。アルミ・鉄鋼・輸入車へも関税。
兎に角、『関税』・『関税』・『関税』の大絶叫だ。
更には、WHO撤退、パリ協定から離脱、海外援助見直し、性別は男女のみ、
DEI(多様性・公平性・包摂性)の取り組み廃止、効率化省を設置したり、
政府機関の人員を削減したりと、やりたい放題だ。
これに対して共和党からは表立った反論も出てこないように見える。
驚いたことに、米国の諜報活動を担う米中央情報局の全職員に早期退職を勧奨する通知を出した。
このほかにも、ガザ地区をアメリカ領とするとか、
グリーンランドを買い受けるとか殆んど通常な感覚ではない。
更には、4年前の連邦議会議事堂襲撃事件の捜査に関わった
約30人の検察官を解雇するなど、司法にも露骨に介入。
連邦議会の役割を殆んど重視して三権分立を脅かしている。そして、
専制国家と同じように自分の周囲を「イエスマン」で固めることに躍起になっている。
選挙前の公約であるウクライナ停戦は可能性が低く、
欧州との連携を希薄にして、ロシア・プーチンとの関係を重視しているようにさえ見える。
いまやアメリカはもはや民主主義的価値に基づく国際秩序の守護者ではない、
ということを世界に印象づけてさえいる。
権威主義国家に、国際法順守を説くどころか、同盟国にさえ軍事力と経済力を武器に、
露骨な脅しによる「自国第一」を振りかざしている。
完全に従来の国際秩序を破壊すべく突き進んでいるように見えまる。
これで漁夫の利を得るのは、中国やロシアといった権威主義国家でしかない。
それで、今後どうなるのか、私に分かろう筈がない・・・。
次回に続く・・・。